論点のすりかえ 典型的洗脳 | ☆あみうのニョッキ☆-しばしばオジサンのにょっき-

論点のすりかえ 典型的洗脳

 放射能瓦礫の受け入れについて各所で大いに揉めているようだが、この揉めている状況こそが典型的な洗脳例だ。

 そもそも瓦礫の受け入れ問題は《何について揉めているのか?》というと、その原因は瓦礫に付着した放射能である。

そこで何故放射能が瓦礫に付いているのか?を考えると、

原発が爆発したからであり、

なんで爆発したのか?
管理責任があるのは?と考えると、

種々の警告を無視し、いい加減な管理をしていたから爆発したのであり、管理責任は発電所の持ち主である東電にあるのだ。

そう、東電は飛び散った放射能の持ち主であり、日本を汚染させた責任があるのだ。瓦礫の処理が進まないのは瓦礫が放射性廃棄物と化したからであり、その原因(放射能)は東電が自ら撒いた種であるので、当然責任がある。
ここが大事である。

 全国に放射能というゴミをまき散らした東電こそが、放射能汚染された瓦礫処理に尽力しなければならないのが筋だろう。(もっとも東電からすれば拡散した放射能は無主物らしいが.....裁判所もこれを支持している。全くもって人間とは思えない所業である)
 例えば、1兆円以上の税金を投入してもらっているのだから、ボーナス支給なぞしてる場合ではなく、原発周辺の土地(残念だが最低数百年は一般人が近付くことは危険)を買い上げて瓦礫の処分場を造るべきである。
(そもそも東電は解体し、財産を全て清算、補償にあててしかるべきである。電力の自由化をすれば電力不足にはならない。競争原理が働き、より安く、安全な技術が生まれるだろう。利権が邪魔をして難しいだろうが...。)

 よく言われている≪震災の痛みを分かち合おう≫という言葉だが、痛みは分かち合っても、放射能は分かち合ってはいけない。』人から遠ざけ、一か所にまとめて封印するのが放射性廃棄物処理の鉄則なのだ。これは絶対である。

 瓦礫を受け入れる、受け入れないの言い争いは東電の責任問題から皆の目を逸らすための目くらましなのだ。
この洗脳方法は放射能安全デマが下地になっていて、その効果は現状高いといえるだろう。

 テレビは東電の責任について一切言及しない。テレビだけではなく全国の県知事、市町村の長もである。(当然圧力がかかっている。東電のバックに何がいるかは大体予想はつくがここでは言及しない)
 瓦礫の放射能汚染の責任問題を震災被災者の痛みに置き換えて、それを受け入れる国民、嫌がる国民の争いへと問題をすり替え、論点のすり替えを行っているのだ。

 《こういった洗脳、大衆扇動の類を見破れなければNWOの洗脳からは決して逃れられない。》

 震災瓦礫の受け入れ=放射能の拡散(どの瓦礫にどれだけ付着しているかを全て調べるのは不可能、そして燃やすと揮発して広大な範囲に拡散する)であり、自治体の長たる者が自ら民の頭上に放射能を降らそうとするなど正気の沙汰ではない。

 瓦礫は一か所にまとめる。そして瓦礫専用の放射能が大気に拡散されない処理施設を作る。本気で政府と東電が動けば出来るはずだ。

 政府は東電に税金をくれてやるよりも放射能の封じ込めに全力を注がなくてはならない。
(全く期待できないが.....その理由も分かっている)